01 子ども時代 2026年8月26日 周りに広々と田んぼが広がる千町平野、その端っこの一軒家に、母一人子一人で住むことになった。 茫漠とした寂寥感を覚えている。 その頃からだろうか、心の隙を埋めるように、絵やマンガにのめり込むようになった。 本質的なものは、ここではない、どこか他にあると思うようになった。 美しく分かりやすいものは好きになれなかった。 当たり前のものは、面白く思わなかった。