小豆島には、私のアトリエがあります。
2009年から借り受け、自分で改装し続けています。

このアトリエは、梅の小屋と呼ばれています。
そう名付けたのは、画家の榎倉省吾氏です。
榎倉省吾氏は、晩年、東京からここに移り住みました。
榎倉省吾氏は、榎倉康二氏の父です。
榎倉康二氏は、私の恩師であるという縁です。
ご遺族の好意で、「管理」という形でお借りしています。

このアトリエとの関わりは、私にとって、とても大切なものです。
これまでの記録を、ここにアーカイブしていきます。

 

遊びをせむ

子どもたちが、元気一杯に体を動かして遊びまわり、お腹を空かして、ご飯をたくさん食べ、ゆっくり眠ること。それが出来たことが、今回の滞在で一番良いことでした。 アースハーモニーは、小豆島の豊かな自然体験な…

梅の花

梅が、咲き誇っていました。 安普請で改装しましたので通気性抜群の「梅の小屋」は、この季節は少々寒さが沁みます。家族を残し、一人、花見です。 背には起伏の激しい寒霞渓、前には鏡のような内海湾、小鳥たちの…

心月輪

小豆島 梅の小屋は、すっかり黄色に染め挙げられていました。11月初めに個展を行った頃は、まだ暑い日がありTシャツで過ごせたのですが、秋は急ぎ足でやってきました。 東京の個展で、梅の小屋オーナーである黄…

木馬制作

木馬の制作開始は、2023年始まって間もなくでした。撤去した棚は良い材料が使われている、それを生まれ変わらせたい、個展が決まる、娘に請われるという流れの中で、木馬制作が決まりました。最初は、木馬イメー…

近況報告 2023.7

梅雨にしても、大雨になることの多いこの頃です。 梅の小屋は通気性抜群なのですが、激しい雨が続くと、五右衛門風呂やお釜の焚口に、雨が流れ込んでしまうのです。 梅の小屋の重要なインフラなので、壁のひびや、…

梅の小屋料理

梅の小屋で作った料理をご紹介します。 梅の小屋では、お釜、七輪、ダッチオーブンなどを使って料理をします。 その中でも定番となった料理から。 まずは、鶏がらのスープ。鶏がら、ネギ、生姜、有れば豚骨や魚の…

梅の小屋・スローライフ

先代、榎倉省吾氏の生活スタイルと大きく変わったのは、薪による煮炊き生活です。梅の小屋では、(時々ガスを使う以外はほとんど)薪と炭による炊事、風呂生活を送っています。 七輪、お釜、囲炉裏、そして五右衛門…

近況報告2022.11

近況をご報告します。 「悲しみのカーテン」は旅立って行き、梅の小屋は一段落しました。 朝は、七輪でお湯を沸かすところから始まります。 最近になって、周りの木が屋根を覆うようになってきました。かなり大き…