野点
アートキャンプ白州 1995
山梨県
竹林に設置された、ヘンク・テル・クルベ氏の作品とのコラボレーションを行う。自生する竹に負荷を掛けない方法で赤い布160mで連結し、野点のための通路や部屋が、仮設に作り出された。ヘンク・テル・クルベ氏の作品上で野点を行い、来客とコミュニケーションを図った。お手伝いをいただいた、東京芸術大学・茶道部の方々には、心から感謝を捧げたい。
A collaboration with the work of Mr. Henk ter Kulve installed in the bamboo grove. A passageway and room for outdoor tea ceremony were temporarily created by connecting wild bamboo with 160m of red cloth in a way that does not put a load on it. An open-air tea ceremony was held on the work of Mr. Henk ter Kurbe to communicate with visitors. I would like to express my sincere gratitude to the people of the Tokyo University of the Arts Tea Ceremony Club for their help.
来客した榎倉康二氏(この年末に死去)、坂口寛敏氏と「生と死」について話をしたことは、深く記憶に刻まれている。
全体キャド図
アートキャンプ白州
田中泯 氏が主催する「身体気象農場」を中心として、多くの音楽家、美術家、舞踏家などが、自然発生的に集合して表現活動を行った、野外アートフェスティバルの草分け的存在。美術家は「風の又三郎」というグループを作り、榎倉康二 氏、高山登 氏、原口典之 氏、剣持和夫 氏など、「もの派」を代表する作家が参加していた。
DM
歳森 イサオ について
歳森 勲と同一です。この頃まで、このように名乗っていたことがあり、表記の揺れがあります。