Melt-through 「融解する絵画」
秋山画廊
東京都渋谷
2013.9/16~ 9/28

「Melt through」というタイトルは、原子力発電所事故から取っている。
エゴというものは、他の視点がないと見えてこないもの、何か事が起こってから剥き出しになるものである。「食卓風景」は幸せの象徴だが、そんな大切なものさえ油断すると、あっという間に壊れかねない、そんな危うさを当時は感じた。そのような危うさ、迫ってくる恐ろしさを、静寂の中に閉じ込めようとした。自らが細密に描いた食卓風景、絵画の伝統-静物画としてもあるものを、自らが水滴を落として崩壊させた。創造VS破壊という相克を通して、当時の世相を描き出す試み。

作品 部分