それでも城は崩れ、扉は開かれる
布、石、ビン、アクリル板、その他
東京デザインセンター
1994.3
会場と両端に作品を設置。リサイクル・ビンを積み上げた「城」と、石が積みあがって開かなくなった「扉」という意味を持たせた。メッセージに対して賛同した観客は、リサイクル・ビンと石を、自由に会場内に移動できる。観客参加型で作品が変化する、コンセプチュアル・アートを試みた。
メッセージ・背反する言葉が表裏に書かれている。
扉
正面ー精神世界を信頼しなければならない。宇宙との接点を見失わないために。
反対面ーではあなたは自然界に対する防御を、取りのぞく勇気を持っていますか。
城
正面ー物質世界を信頼しなければならない。社会との接点を見失わないために。
反対面ーではあなたは整合化された世界を崩して、再構築する勇気を持っていますか。
扉 部分
城 部分
参加者スナップ
全体風景「環境と行為-宇宙大企画民展」というタイトルで、東京芸大・修士課程以上の、油画科と建築科メンバーでグループ展を行った。
屋外展示作品
冊子
遠藤 義則
金森 道
小阪 淳
地引 重巳
助川 剛
辻 耕
角田 俊也
歳森 勲
中野 良寿
萩生田 英樹
福田 誠
東京藝術大学 大学院 建築科と油画科の有志による合同展として行われた。